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ハイレゾ音響空間 KooNe[クーネ] Official Web Site

Victor Entertainment
【インタビュー】2015.7.23 医療法人社団 協立歯科 クリニーク デュボワ 院長 中原 悦夫 先生
  • 導入箇所:クリニーク デュボワ [ http://www.dubois.jp/ ]
    カウンセリングルーム、ジャイロトニック専用ルーム、診療室、受付・待合室
  • 施工時期:2015 年4月
  • 販売会社:株式会社プロ・フィールド [ http://www.profield.co.jp/ ]
写真

●クリニーク デュボワについてご紹介ください。

人間の魂・生命の原点は森にあると考えます。森で生活していたチンパンジーから人類の祖先が出現しましたが、その進化の過程を紐解くと、様々な病との相関関係が見え隠れします。森から始まった人類の壮大な生い立ちにせまりたい、病の起源をさぐっていきたい、そしてそこから健康への糸口を見つけ出したいという思いから、フランス語で“森から”を意味する“デュボワ”を称した「クリニーク デュボワ」を設立しました。

“病を治す”から“健康を創る”医療を育むために、人の身体を分けて直す専門医療から脱却して身体を包括的にとらえ、さらに「病の起源」を探ることから「健康を育む糸口」を探る医療の時代がきていると思い、それを体現した「歯科」から始まる「医科」を目指した歯科医院です。

医療が変革期にあると思っています。これまでの“治す医療・回復の医療・回復型医療”は、ある種の公共事業的な存在としてもちろん今まで通り必要ですが、今後はアンチエイジング、美容医療、高齢化社会にはいると精神的な苦痛から解放を求め、より心身ともに美しく、健康を維持していくための“創造型医療”が今まで以上に求められると考えます。当院では疾患のある患者はもちろん、健常者も通われているため、対外的にお越しになる方々を「ゲスト」とお呼びしています。クリニーク デュボワは、多くの人にとってパートナー的存在の創造型医療機関といえます。

●クリニーク デュボワにKooNeを導入いただいた経緯をお聞かせください。

2年前に「(クリニーク デュボワにとって)必要なものがここにあるよ。」と知人から言われてカタログを手渡され、長らく気になっていたのが実はKooNeだったんです。忙しくなかなか時間が取れず体感する間もないまま時が過ぎ、今年になりプロ・フィールドさんから案内されたのがこのKooNeで、「あの時のものと同じものだ!」と頭の片隅に覚えがあったため、すぐに体感することになりました。20年以上かけて僕が探し求めていた「音」へのこだわり・コンセプトを具現化されたものという認識でした。

院内における音の在り方について、これまでにかなり様々な取り組みをしていました。26年前に恵比寿で開業した際に、当時の音の在り方の研究でノイズキャンセラーというのを院内で取り入れるという新しい試みを行ってみたものの上手くいかなかったんです。

その後USENあるいはリースで大きなアンプやCDの6枚再生可能のプレーヤーを利用したりといろいろやってみたのですが、自分が求めている音のある空間にはならず、結局どこにでも音楽が溢れていて、そういった溢れている音楽から解放されたい、これまでとは違う音楽を院内で提供したいとずっと思っていたのです。そこで歯科医院ではこういった発想は稀有なものだと思いますが、『音楽です』というタイトルの、やすらぎのテンポと言われるテンポ116のモデレート理論を軸にしたヒーリングCDの制作まで行いました。このCDをKooNeを導入するまでの6年間、ある種の「音の薬」的なものとして院内で利用していました。また、スタッフには骨伝導のインカムを使用したりしていました。とにかく環境における音は大切だというのを感じていて、僕のクリニックでは、メディカルとリズム(音楽)の接点は創業時からあり、音で院内の環境で良くしたい、それによって長時間その場にいる自分やスタッフはもちろん、ゲストの状態も変わってくるだろうと常々考え、その答えを探していたんです。 そして、ようやく自分が描いていた音の在り方に出会えたと思えたのがKooNeによる音響デザインでした。

●KooNeを体感されたときのどのようにお感じになりましたか。

KooNeを最初に聞いた時に「ああ、これだ!」と思ったのは、この森の“自然の音”です。
これまでいろいろ聞いてきた中で、KooNeこのハイレゾの森の音が、一番自然に近いと思ったのです。元々ワンゲルをやっていて山がとても好きなんですよ。あの山の感覚と静寂さとが感じられるんですね、このKooNe自然音のある空間にいると。山が好きだからこそ、自然に近い環境下に居ることは身体にとっていいことなんだと体感的・感覚的に理解できるんです。

カウンセリングルームはゲストと対話するところであり、また場所としても狭いところなので、かなり気を遣ってKooNeを設置しました。今ではKooNeの音が途切れるとても居心地が悪くなるのを感じます。普段、このカウンセリングルームにいると、KooNeの自然音が聞こえるときと聞こえないときがあるんです。まったく自然の中にいる感じなので、聞きたいときは意識して耳をそばだてるんだけど、そうでないときは全く聞こえないんですね。聞こえなかったことを振り返ってみると、自分が凄く集中していたことに気付いたんです。かなり集中力が高まって一気に仕事ができるようになった気がします。また、カウンセリングルームに集中してKooNeを導入したことは、他の部屋や場所と気持ちの切り替えができていい環境にあると思っています。

●ゲストの方々やスタッフの方々のKooNeに対する反応をお聞かせください。

ある日、歌声らしきものが聞こえてきたんです。KooNeは自然音ですし、どこから聞こえてくるんだろうと思っていたら、なんと、お待ちになっているゲストの方が鼻歌を歌われていたんです。その方は著名なオペラ歌手の方だったのですが、リラックスしてくださっているのがよくわかりました。何年も通ってくださっているゲストなのですが、こんなことは初めてでして、正直驚きました。

ここに来て下さるゲストの方は、このKooNeの自然を耳にされて理屈抜きに「これはいいな」と感じられている方が多くいらっしゃいます。KooNeをご自分も導入したいとお話しされていたゲストもいらっしゃいます。感性で色々なことを感じ取っている方は、身体が自然に反応しているという感じです。さきほどのオペラ歌手のゲストしかりです。

<ジャイロトニックのインストラクターを務めている角田知子さん談>

KooNe導入時当初、ジャイロトニックを行う部屋にはKooNeは設置されていませんでした。ゲストの方がカウンセリング・治療してからジャイロトニックを受けられることがあるのですが、「こっち(ジャイロトニックを行う部屋)には鳥の声は入らないんですか?」と質問されることが多々あり、かなりリクエストを受けました。

その後、KooNeを導入した現在では「リラックスができる」と多くのゲストの方々が口にされていて、とても好評です。また、ジャイロトニックの部屋は密室のため、この音があることで空間に広がりを感じて、より気持ちいい感じがするという声も聞いています。

私自身がトレーナーからレッスンを受けることがあるのですが、このKooNeの森の自然を入ってから、初めてジャイロトニックのトレーニング最中に眠くなりました。結構ゲストの方でジャイロトニックをしている最中に寝てしまわれる方もいらっしゃいます。これまで自然音が無かったときには、眠くなるなんていうことはなかったんですが、本当にリラックスしてしまい「5分寝かせてほしい」とトレーニング中にお願いすることもありました。

■インタビュー後記■

“メディカルとリズム”として音のある居心地の良い医療空間を26年も追及されてこられた院長の中原先生。歯科医療がご専門でありながら人間の身体全体のことを気遣い、より良い医療環境を自ら創造されてこられた熱意にただただ尊敬するばかりです。そんな中原先生にKooNeを認めていただいたことに感謝申し上げます。先生の目指される“治すだけの医療”だけでなく、“健康を創造する医療”への取り組みの今後の広がりを期待しております。

Interviewer:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント エンタテインメント・ラボ 岡崎早苗